ライフ

水害時の避難方法 服装は長袖長ズボン、持ち出し袋は1人1袋

水害時の避難方法は?(Ph:Getty Images)

 毎年のように豪雨が日本列島を襲う夏の季節。水害が起きたときに備えて、避難の具体的な方法もしっかり決めておきたい。避難する際には何を持ち出すべきか。防災コンサルタントの岡本裕紀子さんは「家族でひとつではなく、1人1個の非常用持出袋が必要」と言う。

「飲料水やホイッスル、簡易トイレなどは入れておきたいところ。情報が命を分けることもあるためスマホの簡易充電器は持っていたい。それに加えて処方薬や眼鏡、入れ歯用品など、すぐに買えない必需品を入れましょう。

 ポイントとしては、自分の体力に応じた重さにすること。よく『女性は10kg程度』といわれるが、私は背負ってみたら重すぎて無理だと感じ、減らしました」(岡本さん)

 また、水害は夏場に起きるが、軽装での避難はNGだと岡本さんが続ける。

「災害現場で活動する救助隊の服装を見てもわかるように、肌を出すのは危険。長袖長ズボンが安心です。着替え一式を非常用持出袋に入れておくのも手でしょう」

 ニュースや行政がどんなに避難を呼びかけても「わが家は大丈夫」と楽観的に考え、悲劇的な結末を迎えた人が大勢いる。まずはリスクを客観視するところから始めたい。

※女性セブン2019年8月22・29日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン