国内

女性天皇を容認するかしないか、議論の火ぶたは間もなく

天皇ご一家への期待は高まるが……

天皇ご一家への期待は高まるが…(撮影/JMPA)

 この夏が終われば、新天皇の即位行事が厳かに執り行われる。これからも連綿と続く「皇統の未来」へと思いを致す、絶好の機会になるだろう。「男系男子」維持か、「女性天皇」容認か、愛子さまか悠仁さまか――そうした議論がされることについて、実際のところ、皇族方はどうお考えなのだろうか。ある政治ジャーナリストは、次のような見解を示す。

「読売新聞の《皇位継承順位 維持へ》(7月27日一面)という記事は、誰が見ても、安倍官邸中枢の意向を受けて書かれたものです。ということは、安倍官邸は、ある程度は天皇皇后両陛下のご意向も感じ取った上で、それと齟齬しないと判断したので、“女性天皇は認めない方針”を表明できたと考えるべきでしょう」

 安倍首相は、即位直前から陛下と面会する機会を何度か持ってきた。そこでどのような会話がなされたのかは明らかではないが、「女性天皇容認」についてのお考えを陛下に伺ったのではないかという推測も根強い。

 また、安倍官邸の中枢スタッフの1人は、上皇陛下の生前退位に道筋をつけたとされるほど、宮内庁とのパイプが太いことで知られる。そのスタッフから、天皇皇后両陛下のお考えが伝わっていてもおかしくない。ある官邸関係者が明かす。

関連記事

トピックス

九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
“鉄ヲタ”で知られる藤井
《関西将棋会館が高槻市に移転》藤井聡太七冠、JR高槻駅“きた西口”の新愛称お披露目式典に登場 駅長帽姿でにっこり、にじみ出る“鉄道愛”
女性セブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン