闇営業問題で吉本興業から無期限謹慎処分を受けていた芸人11人の復帰が決まった。8月19日をもって謹慎処分が解かれ、東京・新宿の「ルミネtheよしもと」のステージに立つ。11人の芸人は謹慎期間中、ボランティアや関係者への謝罪に奔走していたという。それに先立つ8月16日の夜、謹慎中だったスリムクラブの2人の姿が東京・恵比寿の居酒屋にあった。芸能関係者が明かす。
「この日、スリムクラブらは大阪の『なんばグランド花月』と『よしもと西梅田劇場』の付近で清掃ボランティアに励んでいました。その後、先輩芸人らに復帰の報告と謝罪をしています。夜に東京に戻ってからは、吉本の関係者らが開いた“決起集会”に参加したようです」
スリムクラブは真栄田賢(43)と内間政成(43)のコンビで、2010年の『M-1グランプリ』で準優勝し人気を集めた。しかし、今年6月になって、3年前に暴力団関係者の会合に出席しギャラを受け取っていたことが発覚。所属する吉本興業から謹慎処分を受けていた。
「特に関係者の間で心配されていたのが内間さんの金銭問題です。M-1で人気が出て、2013年に都内に約6000万円の一戸建てを35年ローンで購入しました。その後、断熱材が薄かったり、配管を固定する金具がネジ止めされていなかったりと“欠陥住宅”だったと本人がテレビでぶっちゃけてしまっています。毎月20万円ほどのローンが残り30年近く。しかも“欠陥”を世間にアピールしたので売りにくい状況(笑い)。奥さんと子供もいますし、これで仕事がなかったらどうするのか、と心配されていました」(吉本関係者)
話を冒頭の居酒屋に戻そう。午後10時過ぎ、真栄田らより先に店を後にした内間は飲み足りないのかコンビニで缶ビールなどを買っていた。コンビニから出てきたところで本誌記者が声をかけた。
──復帰が決まったとのことで、お話を聞かせていただきたいのですが。
「良いんですけど、俺謹慎中なんで、あんまりしゃべれないですよ」
──今、稼げていない状態ですが大丈夫ですか?
「ヤバいっすよ~」