大阪から始まり、全国に広がっているスパイスカレーブーム。“食べる漢方薬”と呼ばれるほど高い健康効果も注目されている。一度食べたらクセになる複雑な味わいも、市販のルーやパウダースパイスを使えば実は簡単だ。
そこで今回は、『小倉優子の毎日おいしい おうちごはん』(扶桑社)など料理本のプロデュースも手がける小倉優子さんに、おすすめスパイスカレーの作り方を聞いた。
【ナスとズッキーニのチキンカレー】
◆材料
サラダ油…小さじ2 にんにく・しょうが(みじん切り)…各大さじ1 玉ねぎ…1個 鶏もも肉…300g 塩・こしょう…各少量 なす…2本 ズッキーニ…1本 カレールー…1/2箱 水…3カップ トマト…1個 コリアンダー・ガラムマサラ・クミンシード…各小さじ1 ご飯…適量
◆作り方
【1】鍋にサラダ油を熱してにんにく、しょうがを炒め、香りがたったら、みじん切りにした玉ねぎを加えて炒める。
【2】一口大に切って塩こしょうした鶏肉を加えて炒める。
【3】輪切りにしたなす、ズッキーニを入れて炒め合わせる。
【4】水と角切りにしたトマトを加え、沸騰したら火を弱めてカレールーを溶かす。
【5】コリアンダー、ガラムマサラを加え、30分以上煮込む。
【6】ご飯と皿に盛り、乾煎りしたクミンシードを振る。
「カレーを作る時はお鍋をふたつ使い、大人用の方にスパイスを加えます。クミンは香りが強いので入れすぎに注意。スパイスの調合を変えると味も全く変わるので、カレーは奥が深くて楽しいですね。市販のルーを使っているとは思えないくらい本格的! と家族にも好評です」(小倉さん)
※女性セブン2019年8月22・29日号