「芸能界一のいい加減男」や「元祖テキトー男」などと呼ばれ、その軽さが人気でもあった高田純次(72才)だが、世間の風向きが変わったのが今年5月。
「文春に“当て逃げ疑惑”を報じられ、その対応をめぐって、かなり批判を受けました。“テキトーで済ませちゃダメ”などのお叱りもあったそう。『じゅん散歩』(テレビ朝日系)などレギュラー番組や、スポンサーへの釈明にも骨を折ったそうです」(芸能関係者)
そうした日々を乗り越えられたのは、彼を支える仲間の存在があったから。その中でもA子さんという女性は、高田にとって特別な存在だという。
A子さんは目鼻立ちのはっきりした、高嶋ちさ子(50才)似のアラフィフ美女。資産家令嬢で、幼稚園から大学まで、都内でも屈指のお嬢様学校に通い、画廊に勤務していたこともある。
A子さん宅の近隣住人が、彼女についてこう話す。
「すごい明るい人で、気さくに話しかけてくれます。いろいろな業種の仕事をしているみたいです。以前、“占いをやっているから、何かあったら相談してね”と言われたことがあります」
A子さんと高田が知り合ったのは、ナンパだったという。
「25年ほど前に六本木(東京)で高田さんがA子さんに声をかけたんです。以来、たびたび会うようになり、一時期はA子さんの妹も一緒に遊んでいましたね」(A子さんの知人)
親密ぶりは周囲に知られ、19年前には週刊誌で「泥沼不倫」と報じられた。報道によれば、高田が海外ロケ先にA子さんを招いたという。
「A子さんといまだに連絡を取り合っているのは驚きです。彼女には海外留学中の高校生になる息子さんがいるのですが、未婚のまま産み、シングルマザーとして育ててきた。高田さんはその子のことをずっと気にかけていて、幼い頃から定期的に一緒に食事をする仲。顔立ちは、何となく高田さんに似ています。なので“高田さんとの隠し子なのでは”なんて言う人までいます」(前出・A子さんの知人)
高田には、26才の時に結婚した1才年下の妻との間に2人の娘がおり、孫もいる。
「結婚した娘さんは今も実家暮らしですよ。以前はよく公園で、高田さんとお孫さんが遊んでいる姿を見かけました」(近所の人)
好々爺の高田は、『週刊文春』(5月23日号)で前出の“当て逃げ”を報じられた。
「今年4月、高田さんが運転していたポルシェが、20代の男性が運転する車にぶつかりけがを負わせたというものです。20代男性に警察を呼ぶべきと言われた高田さんは“今20万円持ってます。ダメでしょうか。それである意味、ナッシング”とお金で解決しようとしたことを暴露されました。
高田さんは“ナッシング”発言を否定しましたが、録音データを出されて窮地に立った」(スポーツ紙記者)
その一件で高田はすっかり疲弊していたが、相談相手になったのがA子さんだった。
「A子さんには不思議なパワーがあるんです。いわゆる“視える”人なので、高田さんに仕事やプライベートのアドバイスもしてきました」(前出・A子さんの知人)
細かいことは気にしないテキトーな男といわれる高田が、占い師に頼っていたとは意外だ。さらにA子さんの子供との“親密ぶり”も気になる。
◆高田純次に直撃した
東京がこの夏いちばんの暑さとなった8月中旬の夕方、自転車で帰宅した高田に話を聞いた。