小泉進次郎氏が最近なんだかヘンだ。安倍首相のイエスマンばかりの自民党にあって、「私は忖度しない」と一線を画す姿勢がこの人の持ち味だったが、フリーアナウンサーの滝川クリステルとの結婚報告に官邸に行って以来、首相との距離が急接近。
権力者は、自分に逆らっていた者がなびいてくれば可愛いもの。9月の内閣改造で新入閣は確実で、本人も今回は断わらないと見られている。
いまや安倍首相の周囲は“進次郎を守る会”状態だ。その筆頭が「総理の寿司友」を自任する政治評論家・田崎史郎氏だろう。
田崎氏はテレビ朝日の番組で進次郎氏に結婚を祝う電話をしたときのこんなエピソードを紹介した。
進次郎氏は“でき婚”相手の滝クリとの交際開始時期について、「昨年の暮れだったと思う。あれ、春だったかな? じゃあ春だ」と曖昧な言い方をしたが、電話を切った後、すぐ折り返しでかかってきて、「先ほど春と言いましたが1月です。これが(夫婦の)統一見解」と語ったという。
電話口の側には滝クリがいて意見をすり合わせたようだ。民放芸能記者が語る。
「進次郎夫妻には官邸での結婚発表というやり方にバッシングもある。田崎さんは、マイナスイメージを持たれかねない、付き合い始めてすぐの“デキ婚”ではなく、1年半の交際期間があったと2人をかばうつもりで電話の内容をおっしゃったのでしょう。
ただし、普通は妻との馴れ初めは覚えているはず。“統一見解”が必要だったのは、本当は交際期間が短かったんじゃないかと逆に疑問が持たれるコメントだった」