真夏の暑さが峠を過ぎ、台風のニュースが増えてくると、天候が不安定になる。出かけるときは気配もなかった強い雨が突然、降ってきて、立ち往生させられることも。自分がいまいる場所、これから行く場所の、移動時間内に雨が降るかどうかを知りたい。ゲリラ豪雨が激しかった数年前、現在地に近づく雷雨を知らせてくれるアプリがあると聞いたことがある人も多いのでは。ピンポイントで自分が知りたい地区の雨を知らせてくれるアプリの種類も増え、様々な要望にこたえてくれるものが増えた。そのなかから、特徴の異なる3種類を紹介する。
■あめふるコール
設定で予報地点を「現在地」に選ぶと、スマホの位置情報から現在地の雨予報が通知される。小雨程度の知らせが必要ないのであれば、設定から知らせる降水量を「弱い雨(5mm未満)」から「猛烈な雨(50mm以上)」まで5段階で選べる。
通知方法は「ステータスバーで通知」と「ダイアログで通知」から選び、通知の時間帯や曜日も選べる。会社員の優美さん(30代)は、操作が単純で、見た目がかわいいのでスマホに入れたそうだ。
「ウィジェットをホーム画面に置いておくと、1時間先の天気まで表示されるので、とくに何も操作しなくてもすぐに天気が確認できます。雨がきそうなときは通知がくるし。カエルの通知がかわいいんですよ」
アプリを開いたときのトップ画面には、10分刻みで24時間先までの天気が確認できる「10分天気」が表示され、右へスワイプすると「1日天気」として今日と明日の天気や気温、このさき一週間ぶんの天気予報が確認できる。
プッシュ通知による雨の知らせも助かるが、予想外に便利なのが「10分天気」。訪問先に到着したあと、そこを出るころに雨が降りそうかどうかを確認できる。
■アメミル
設定の「雨通知」から地点名を設定すると、その地点の雨予報がプッシュ通知で届く。通知間隔を1時間ごとに1~12時間まで選べ、通知音声はシステム通知音と女性声優(大西沙織または小澤亜季)から好みのものを選択できる。