推定価格は20億円──。草なぎ剛(45才)が、そんな大豪邸を建設するという。
著名な政治家やビジネス誌にたびたび登場する経営者、さらには各国の大使館も建ち並ぶ、都内屈指の高級住宅街。一軒一軒の土地が広く、建物は新しいものも時代を感じるものも高級感を漂わせている。騒々しい繁華街とは明らかに雰囲気が異なるその一角には、長らくぽっかりと広大な空き地が広がっていた。
8月下旬、その空き地に変化が訪れた。
「ここはもともとある財団法人の土地でした。数年前に誰かが買ったようですが、何も建たず。それが8月下旬に突然、ピンク色の目張りがされ、盛り土もされました。地鎮祭が行われたようで、“ようやく家が建つ”“かなりの豪邸だ”と近所で噂になっています。ただ、誰のものかはわかりません。このあたりでこれだけの土地ですから、話題のIT企業の社長とか、海外セレブとか、そういった人の家なんでしょうか」(近隣住民)
その数日後、近隣の住宅のポストに《新築工事着工のご挨拶》というプリント用紙が投函された。工事件名は《K-HOUSE新築工事》。イニシャルKは、社長でも外国人でもない。元SMAPの草なぎ剛(45才)である。
草なぎがこの土地を購入したのはまだジャニーズ事務所に所属し、SMAPの一員として活躍していた頃。
この土地の“ご近所”には、政財界の大物の名前がズラリと並ぶ。総理大臣経験者、日本を代表するアパレル企業の会長、日経平均株価を左右するIT企業の社長。芸能界からは、さまざまな売り上げ記録を持つ音楽ユニットのボーカル、ヒット曲を連発したバンドのボーカルなどだ。