1000万円以上の高額当せんをした人へのアンケート結果をまとめた『宝くじ長者白書』によると、「購入時にこだわったこと」について、「買う日にち」や「売り場の方角」などが挙げられた。
それらのなかで、高額当せん者の約5人に1人がこだわっていたのが、「連番・バラの割合」である。
たしかに、連番とバラ、どちらが当たりやすいのか、どちらのほうが高い当せん金が期待できるのか──。そういった部分は誰もが気になるところ。実際には、連番とバラはどちらを買うと得なのだろうか?
例えば、1等が5億円、前後賞が1億円のジャンボ宝くじを10枚買った場合、1億円以上が当たる確率は、バラの方が連番より2.5倍高いことがわかっている。しかし、当たった時に得られる金額については、連番の方がバラより2.5倍高くなるのだ。
もちろん当せんの確率は、各宝くじによって異なるので、一概にバラと連番の当たりやすさを比較することはできない。とはいえ、さまざまな条件下における統計を踏まえ、連番とバラの割合を考えて、戦略的に宝くじを買うのも、おもしろいかもしれない。
※女性セブン2019年9月19日号