『ゴジラVSコング(仮)』(2020年公開予定)でのハリウッドデビューを目前に控えた小栗旬(36才)が、この8月に妻の山田優(35才)と2人の子供を連れてアメリカ・ロサンゼルスに渡った。
これは、本格的なハリウッド進出を見据えての決断だという。
しかし、ハリウッドでの成功は簡単ではない。ハードルを上げているのが、言葉の壁だ。
「ハリウッドで成功した日本人俳優というと、渡辺謙さん(59才)や真田広之さん(58才)が思い浮かびますが、彼らでさえネイティブからは“聞き取りにくい”との声が上がっています。英語力が低く、ハリウッド進出が失敗に終わった“先人”も少なくありません」(映画評論家)
その難しさをいちばんわかっていたのは、小栗の所属事務所だったという。
「実は小栗さんの元には、数年前からハリウッドからのオファーが届いていたんです。ですが、事務所が躊躇した部分があったようです。理由は『中途半端な英語力での海外進出は、必ず失敗する』というものでした。さらに『今、リスクを負う必要はない』と猛反対する声もあったと聞きます。ただ、小栗さんはそこで諦めなかった。忙しい合間を縫って英語のレッスンを続け、明らかに英語力を向上させて事務所を動かしたのです」(スポーツ紙記者)
昨年8月、小栗は事務所のバックアップを得てアメリカに語学留学している。
「1か月半の滞在だったのですが、アメリカの名門大学のスペシャルチームが小栗さんの英語レッスンをサポートしました。このチームに声をかけたのは、事務所社長のお嬢さん。彼女は現地在住で、向こうで仕事をしています。小栗さんはこの滞在中に、正式に『ゴジラVSコング(仮)』のオファーを受けました」(小栗の知人)
帰国後も、ようやく手にしたハリウッド映画出演のチャンスを最大限に生かすため、小栗は英語のレッスンに力を注いだ。1日3時間、スカイプによる英会話レッスンを受けていたという。