スポーツ

年俸4億円の阪神・鳥谷「退団→収入減」で来季納税は大丈夫か

キャッチボールをする鳥谷(写真/時事通信フォト)

 今季限りでの阪神退団を明らかにした鳥谷敬(38)。その去就に注目が集まる。

「長く一緒に自主トレを行なってきた井口資仁監督が率いるロッテへの入団の可能性が高いとされているが、急転直下、阪神でユニフォームを脱いでコーチや解説者に転じる可能性もある。いずれにしても来年は現在の年俸4億円から大きく下がる。選手として迎えられても5000万円が上限でしょう」(虎番記者)

 実に3億5000万円のダウンである。となると、気になるのが来年の税金だ。

 鳥谷のような高額所得者は、所得税は最高税率の45%、住民税10%で合わせて55%の税金が課せられる。複数のプロ野球選手を顧客にもつ税理士がいう。

「鳥谷選手のような高額納税者は『予定納税』として来年分の所得税を今年中に納めていることが多い。しかし住民税は1年遅れで納めなければならない。どんなに年俸が下がったとしても来年は4000万円ほどを納税する必要があります」

 現役続行でも、来季の年俸はほぼ税金として消えてしまうというのだ。加えて阪神時代からの「必要経費」もある。

「鳥谷は体のケアに多くのお金をかける“トレーニングオタク”で有名。ハワイや沖縄で自主トレを行ない、交流戦を含めた遠征先のジムにも契約、関西では優秀なトレーナーを複数雇っている。現役続行ならこの体制は維持したいでしょう。

 車好きでもあり、レンジローバーやアストン・マーチンなど1000万円オーバーの高級車を所有している。それらを整理する必要も出てくるかもしれない」

関連キーワード

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン