本誌・女性セブン読者で構成されるセブンズクラブ会員(全国お10~80代男女)335人にアンケートを行ったところ、家事分担ができていない夫婦は約43%にのぼった。その理由の1つに、「家事は女の仕事」という固定観念がある。しかし妻だけに家事を任せていては、妻が病気で倒れた時、家族は立ち行かなくなる。「できない」「やりたくない」ではすまされない現実が迫っているのだ。家事分担はどうしたらうまくいくのか。
まずは、読者のリアルな声をいくつか紹介しよう。
「夫はたまに家事をすると、『したった、したった』と恩着せがましい。頭にくるので頼みたくない」(54才・女性)
「専業主婦なので、夫に家事を頼むのは申し訳ない」(43才・女性)
「先祖代々、家事は女の仕事という家柄なので」(55才・女性)
「妻のやることをなくしてはいけないと思うので」(44才・男性)
「母親が1人で家事育児をしているのを見て育ったので、女性の仕事だと思っている」(41才・女性)
「妻には自分なりのやり方があるみたいなので、手を出すと怒られます」(27才・男性)
「私がした方が早い」(42才・女性)
※セブンズクラブ会員(全国の10~80代男女)335人が回答(実施期間2019年8月8~19日)。内訳は、男性50人、女性285人。共働き世帯199人、専業主婦91人。
◆成功の鍵は「見ざる・言わざる・手を出さず」