今年の夏も各局の人気アナウンサーは恒例の夏イベントや各地のお祭りロケで大忙しだった。そんななか、大きな注目を集めたのはフジテレビ。
フジが主催したイベント『ようこそ!! ワンガン夏祭り THE ODAIBA 2019』では女子アナたちに超強力シャワーの大放水が浴びせられ、新人の藤本万梨乃アナ(23)含め、人気女子アナたちがびしょ濡れになり、イベントは大盛況となったのだ。
もちろん、他局も負けじとそれぞれの魅力を披露している。女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が語る。
「テレビ東京の鷲見玲奈アナ(29)は『湘南ひらつか七夕まつり』に浴衣姿で登場。からあげをほおばる姿は、アイドル顔負けの可愛らしさでした。
局のイベントで新人を積極的に売り出したのも今夏の特徴です。テレビ朝日のW新人、斎藤ちはるアナ(22)&下村彩里アナ(25)は浴衣姿でドラえもん音頭を完コピで踊りました。斎藤アナは元乃木坂46、下村アナもバレエ経験者とあってなかなかの見ごたえでした。日本テレビも河出奈都美アナ(23)がフルートを演奏し、杉原凛アナ(22)は連日フラダンスを披露して盛り上げていました」(同前)
こうした新人の抜擢は、各局の厳しい事情が影響しているという。
「テレ朝は小川彩佳アナ、宇賀なつみアナに加えて、長年バラエティから報道までこなしてきた功労者である竹内由恵アナまで退社が決まりました。日テレも“水卜麻美アナ頼み”から抜け出せていない。露出を増やしたのは、両局とも新人をいち早くお茶の間に浸透させたいということでしょう」(同前)
この夏は奮闘する女子アナの輝く汗と、したたかな局の戦略が垣間見えた。
写真/ロケットパンチ
※週刊ポスト2019年10月4日号