70歳近くなった今でもラジオを中心にさまざまな分野で精力的に活動を続ける生島ヒロシ氏(68)に、その健康維持に使っている生活習慣病予防グッズについて聞いた。
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周りから「健康オタク」と呼ばれるほど気を遣ってきたおかげか、70歳近くになった今も特にどこも体は悪くなく、現役でバリバリ仕事を続けられております。
子供の頃、病弱で風邪をよく引き、小児結核も罹ったりしたので、健康には気をつけてきました。様々な健康グッズを試してきましたが、なかでも特に愛用している1万円以下のグッズを3つ紹介しましょう。
1つ目は口閉じテープ「ネルネル」。菌やウイルスなどは呼吸で取り込まれることが多いのですが、鼻には鼻毛が生えていてフィルターの役割をするので、なるべく鼻で呼吸することが大切。特に寝ているときに口が開いて口呼吸してしまう人にオススメです。これを貼って寝るようになってから風邪を引くことが減りましたね。
2つ目は口内洗浄ができる「ウォーターパルス」です。日本人の8割は歯周病で、認知症や糖尿病の原因になるとも言われていますが、歯磨きやデンタルフロスだけで予防するのは難しい。「ウォーターパルス」はジェット水流で歯と歯の間や、歯と歯茎の間の汚れを洗い落とす。口臭も予防できます。
3つ目は乳酸菌生成エキス「ラクティス」です。これは乳酸菌そのものを取り込むのではなく、もともと体内にある“自前の乳酸菌”を育てるエキスです。生活習慣病予防のために炭水化物を控えめにすると便秘になりやすくなりますが、これで腸内環境を整えるようにしてからは、便通に悩むこともなくなりました。
【プロフィール】いくしま・ひろし。宮城県出身、68歳。元TBSアナウンサー。1989年に独立し、フリーに。ヘルスケアアドバイザーやNPO日本食育インストラクターなどの資格を持つ。『生島ヒロシのおはよう定食・一直線』(TBS系ラジオ)などレギュラー多数。
※週刊ポスト2019年10月4日号