毎日追われる家事の代表格「洗濯」。少しでもサボると、山積みになったりニオイが気になったりと、憂鬱になる人も少なくないのでは? そんな方は、今すぐ「時短洗濯」を取り入れて。Q&Aでお悩みを解決しよう。
【教えてくれたのは…】
・家事代行マッチングサービス「タスカジ」ミホさん/「タスカジ」の掃除洗濯、整理収納部門で活躍。洗剤から掃除グッズまで、日夜独自に研究中。
・片づけアドバイザー・石阪京子さん/宅地建物取引士。合理的な家事や収納のアドバイスで、家が片づく仕組みを提案する。SNSも活用した「お片づけレッスン」は人気で、なんと2年待ち。
Q:シーツなどの「大物」を洗うのが大変!
A:しっかり乾かせば、「コロコロでの掃除」だけで1週間はOK。
「布団乾燥機などを使って湿気を飛ばせば、洗濯は週1くらいでも大丈夫。抜け毛などは粘着クリーナーで掃除します。干す場所がない場合、積極的にコインランドリーを使って手早く乾燥を。大物洗濯は、歳を重ねるほどに重労働になります。なるべく簡単にしていきましょう」(石阪さん)
Q:ニオイがとれない下着類は、どう洗う?
A:洗い方以前に、「捨て時」ということです。
「衣類が古いとニオイがとれにくくなりますので、漂白剤を使うより新しく買ったほうが早いです。肌着類は約2年を消費期限と考え、処分を検討しましょう」(石阪さん)
Q:室内干しのニオイは仕方ない?
A:ニオイ対策には室内の換気も重要。
室内干しでニオイがつくのは、乾くのに時間がかかり、雑菌が繁殖しやすいため。これには室内の湿気が影響。
「湿気は、衣類にニオイがつくだけでなく、部屋自体も傷めるので、換気して湿気を減らすことが大切。残り湯での洗濯も、お湯を使う間に浴室の湿気が家に回るので、避けたいもの。少しの時間でも毎日換気して室内のカビ発生を予防しましょう」(石阪さん)
Q:洗濯機が回っている時間が長いです…
A:洗濯機の容量やコースをチェック。
「多くのお宅で意外とマッチしていないのが、洗濯ものと洗濯機の容量。洗濯機が大きすぎる場合は、思い切って買い替えを。また、ひどい汚れでなければ、時短コースでも汚れは十分落ちます」(ミホさん)。
撮影/国井美奈子
※女性セブン2019年10月10日号