新宿駅から京王線特急で22分、分倍河原(ぶばいがわら)駅は、京王線だけでなくJR東日本の南武線も乗り入れる。
難読地名と呼んでもいい独特の地名は、鎌倉時代後期の幕府側の北条泰家と新田義貞率いる反幕府勢力が戦った古戦場跡「分梅古戦場」が由来で、駅前のロータリーには新田義貞の像がある。武蔵野の湧き水に恵まれた土地であり、美味しい水をいかした食品関連の工場や、豊富な水を使うテクノロジー関連企業が集まる。ここでは分倍河原近くの名所を紹介する。
◆サントリー〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野ブルワリー 東京都府中市矢崎町3-1
大手のビール会社では都内で唯一、ビールの製造工程が学べる無料のガイドツアーを開催している。約70分の見学は、素材の天然水、麦芽やホップの紹介から始まり、最後にはお楽しみの「ザ・プレミアム・モルツ」試飲タイム。こだわりの素材や製法、注ぎ方により生まれた「神泡」を存分に堪能できる。分倍河原駅より無料シャトルバスあり。
・営業時間:9時半~17時(要予約)
・定休日:年末年始・工場休業日