パン専門店では販売されている様々な“総菜パン”がここ最近、劇的に進化しているという。パンのある暮らしを豊かにするためのイベントなどを主催する『Bread Lab』チーフ・ディレクターの入江葵さんは、新たな形の今どきらしい『総菜パン』が増えてきたと感じているという。
「最近の総菜パンは新鮮な野菜や魚が使われるなど、栄養バランスがよく健康志向の女性にも受け入れられているのが、今再びブームの理由です」(入江さん・以下同)。おいしくて具沢山、そして“映える”進化系総菜パンを、入江さんのナビゲートでご紹介。関西地方の逸品をピックアップしました。
■スモーブローキッチン 中之島
住所:大阪府大阪市北区中之島1-2-10中之島図書館2F
営業時間:9~20時(フードL.O 19時、ドリンク19時30分)
定休日:不定
北欧(デンマーク)の郷土料理のオープンサンド専門店。「お総菜系からスイーツ系まで豊富に揃う、美しいサンドイッチの世界が広がります」。
目にも舌にもおいしい『スモークサーモンとビーツ、グレープフルーツのスモーブロー』500円。
■Annee
住所:京都府京都市中京区姉小路室町西入ル突抜町139-1F
営業時間:11~22時(月・火・水~21時)
定休日:木・日、第3水曜
オーナーの坪倉さんが修業したフランスのパンのほか、カレーパンやあんパンなど日本的なものも。
「昼はパンに合う料理3種から選べるセットメニューが豊富(780円~)、夜はホットドッグ×ビールと、一日中パンを身近に感じられます」
ビールと一緒に食べたい『自家製ソーセージのホットドッグ』950円。
■Boulangerie ONO
住所:兵庫県神戸市灘区篠原中町6-1-15-1F
営業時間:8~18時
定休日:月・火
ソフト系からハード系まで自家製酵母を使用したパンづくりにこだわり、店内には自家培養酵母の香りが漂う。「季節ごとにさまざまな味が楽しめて、具のボリュームは感動的」。
季節野菜などがどっさりのった『レンコンやゴボウなどの根菜と甘長シシトウとウィンナー、ガラムマサラソースの日替わりピザ』410円。
撮影/辻村耕司
※女性セブン2019年10月17日号