9月26日の午後9時過ぎ、都内の人気ラーメン店に、歌舞伎俳優・片岡愛之助(47)の姿があった。黒のキャップを目深にかぶり、黒いシャツにジーンズというラフな姿。お忍びモードでの来店だった。
この日は妻の女優・藤原紀香(48)の姿はなく、1人でラーメンをすすり、そのまま店を後にした。片岡はこの日、京都・南座で通し狂言『東海道四谷怪談』千秋楽を迎え、帰京したばかり。紀香とは京都では一緒にいたが、「その後、紀香さんは福岡に向かい、愛之助さんは東京に戻って行ったんです」(舞台関係者)。
今夜はひとりメシ……と思いきや、紀香の愛を感じながらの食事だったようだ。実はこのラーメン店、紀香が昔からひいきにしている店で、注目メニューのひとつはミドリムシの入ったラーメンだという。
「ミドリムシがどっさり入ったラーメンが有名なお店だそうです。紀香さんが美容と健康のためによく食べていて、自らテレビ番組で紹介したこともあるほどなんです」(同前)
ミドリムシと聞くとギョッとしてしまうかもしれないが、“ユーグレナ”という別名でも知られ、ビタミンやミネラル、アミノ酸など豊富な栄養素を含んでいて健康食材として注目されている。最近はコンビニのパンやスイーツにも使われているほどのブームだ。同店のラーメン一杯には、何と6億匹ものミドリムシを使われているという。もっとも愛之助がミドリムシラーメンを食べたのかどうかは定かではないが、前出の舞台関係者はこう続ける。
「紀香さんは結婚後、愛之助さんの健康を気にかけていて、よく夫婦で訪れているそう。紀香さんがいない間でも、愛之助さんは健康を意識して訪れたのかもしれませんね」
約1か月の舞台で、愛之助の休演日はたった1日だけだったという。その1日も、紀香が出演していた舞台「サザエさん」の千秋楽を観劇するため、東京・明治座を訪れたことを自身のブログで報告。紀香について直接は触れなかったが、「とても勉強になり、笑えて泣けて感動して、とても沢山のパワー頂けました」と感想を綴っていた。
歌舞伎界きってのおしどり夫婦と呼ばれる2人。離れていても、心はつながっているようだ。