“食欲の秋”本番! 新米のおいしさを引き立てるのは、シンプルなみそ汁。毎日食べたいから、手早く、おいしく、バリエーション豊かに作れることが大切。そこで、“だしいらずみそ汁”を作るための「みそ汁の素」を使ったレシピを紹介する。
みそに乾物を混ぜて作る“みそ汁の素”。旨みが凝縮した乾物はだしにも具にもなるうえ、傷みにくいのでみそと同程度、日持ちするのもポイントだ。
「国際中医薬膳師」の資格も持ち、『おくすり味噌汁114』(ワニブックス)などの著書がある、フードコーディネーターの大友育美さんが言う。
「お椀にみそ汁の素を入れて少量の湯で溶き、熱湯を注げば完成。わかめなどが入っているのでみそ汁の素だけでもおいしく食べられますが、具材を加えれば風味や食べ応えがアップします」
※以下のレシピの材料は1人分。電子レンジは600Wを使用。
■“みそ汁の素”の作り方
【1】みそに乾物を混ぜる
みそ1パック(500g)をボウルに出し、かつおぶし15g、乾燥わかめ10g、白すりごま30gを加えてよく混ぜる。
【2】お椀に入れて湯で溶く
【1】をみその容器に詰め直す。熱湯3/4カップに対し大さじ1程をすくってお椀に入れて溶き、熱湯を注げばみそ汁に。
■『めかぶとかにかまのみそ汁』の作り方
【材料】
「みそ汁の素・大さじ1」+「熱湯3/4カップ」+「めかぶ(たれ付き)・1パック」+「ほぐした“かにかま”2本」
【作り方】
お椀にみそ汁の素を溶き、具材を入れてよく混ぜる。その後熱湯を注ぐと均一に混ざる。
■『サラダ菜と温泉卵のみそ汁』の作り方
【材料】
「みそ汁の素・大さじ1」+「熱湯3/4カップ」+「サラダ菜(ちぎる)・3枚」+「温泉卵・1個」
【作り方】
お椀にみそ汁の素を溶き、具材を入れる。
■『餅と青のりのみそ汁』の作り方
【材料】
「みそ汁の素・大さじ1」+「熱湯3/4カップ」+「餅(しゃぶしゃぶ用)・3枚」+「青のり・少量」
【作り方】
お椀にみそ汁の素を溶き、餅を入れて上から熱湯を注ぐ。青のりを振る。
■『コーンとバターのみそ汁』の作り方
【材料】
「みそ汁の素・大さじ1」+「熱湯3/4カップ」+「コーン缶・1/4カップ」+「バター・大さじ1弱」+「パセリ(みじん切り)・少量」
【作り方】
お椀にみそ汁の素を溶き、コーンと熱湯を加えた後、バターをのせてパセリを振る。
※女性セブン2019年10月24日号