行楽にうってつけの秋を愉しむために、東京私鉄沿線の散策スポットを案内する『週刊ポスト』のシリーズ企画。今回は新宿駅から西へと出発し、多摩川を越えて神奈川県内を走る小田急電鉄小田原線に乗る。ここでは歴史が息づく名所・旧跡と豊かな自然にアクセスできるお得なきっぷと乗りものを紹介しよう。
●丹沢・大山フリーパス Aキップ
小田急線(発駅~本厚木駅-渋沢駅)往復、神奈川中央交通バス(指定区間)、大山ケーブルを利用できるお得な切符。2日間有効。本厚木駅-渋沢駅のフリー区間は乗り降り自由。小田急線各駅の券売機などで購入できる。料金は発駅によって異なり、たとえば新宿駅からの場合は大人2520円。大山ケーブルカー利用を含まない「Bキップ」(新宿駅からの場合は1560円)もある
●1日全線フリー乗車券
小田急線全線(新宿駅~小田原駅、片瀬江ノ島駅、唐木田駅)に1日何回でも乗り降りできる。小田急線各駅窓口・券売機などで購入できる。有効期間は発行日の当日限り。大人2000円
●小田急ロマンスカー
全席指定制。特急券の購入が必要。展望席が設置されている車形は現在、GSEとVSEの2種類。
※週刊ポスト2019年11月1日号