パリの動物園で、自然界最大の謎と言われる生物「ブロブ」が公開された。黄色いカビのようなこの生物が一体何なのか、科学者もいまだ分類できていない。性別は720種類あり、切断されても2分ほどで自己修復できるという。
パリ動物園のブロブは、シャーレの中でオートミールを与えて培養、その後、大きくなったところで展示する。ブロブは脳がないにもかかわらず知性を持つことが知られており、迷路に置くと餌までの最短経路を発見したり、2つのブロブが出会うと一方の「知識」が他方に伝達されたりするという。この不思議な生物の謎に、世界の科学者が注目している。