世間を驚かせた電撃婚が2002年のこと。当時、誰が今のふたりを想像できただろうか――。稀代のカリスマ音楽プロデューサー・小室哲哉(60才)と彼を支えたシンガーの妻・KEIKO(47才)。今や直接話をすることすらない。互いに“別れ方”を巡ってドロ沼の離婚調停に突入していた。
大分県大分市から車を30分ほど走らせると、戦国時代にキリシタン大名・大友宗麟が築いた城下町である臼杵市にたどり着く。10月中旬の週末、風光明媚なこの街で、白のロングトップスにデニム、足元は真っ赤なバレエシューズ姿の女性が本誌・女性セブンにこう話した。
「ジムやカラオケにはたまに行きますよ。“まだ声は出るのかしら”みたいな感じで、自分の歌を歌うこともあります」
女性は、globeのボーカル・KEIKO。現在、東京から離れ、実家の大分県で暮らしている。その彼女に夫・小室氏との復縁について尋ねると、首を横に振りながら、
「もうそれは全っ然!」
と困ったような笑みを浮かべて否定した。
2011年10月にくも膜下出血で倒れたKEIKO。5時間にわたる大手術で一命は取り留めたものの、高次脳機能障害が残った。だが冒頭の様子からもわかるように、彼女の体調は順調に回復している。
「本当に元気で日常生活にはまったく問題なく、歌や踊りの練習をしながら時々上京しています。今年1月には休止していたツイッターを再開し、4月にミスチルのライブを鑑賞したことをツイートしていました」(テレビ局関係者)
一方の小室氏は8月、福島県で開かれた中高生の交流会に姿を現した。
「スマホアプリを使った作詞作曲についての講義を任されたようです。引退会見以来、約1年半ぶりの公の場でした。“ボランティアとして若い子にいろんな話をしたい”という思いがあった小室さんは長髪を後ろで束ね、少しふっくらした印象でした」(芸能関係者)
KEIKOの知人が語る。