今年8月に75歳の誕生日を迎えたみのもんたが、「世界一の司会者」の座から陥落してしまった。みのが長年保持していた「1週間で最も長時間、生番組に出演した司会者」というギネス世界記録が、ロシアのテレビ司会者であるウラジミール・ソロビエフ氏に破られたのだ。
ロシアの通信社・スプートニクの10月22日付の記事によると、4つの番組で司会者を務めるソロビエフ氏が今年3月18日~24日の1週間で出演した時間は25時間53分57秒。みのが2008年4月に自身の記録を更新した22時間15秒を大きく上回り、新たなギネス記録に登録されたという。
現在、みののレギュラー出演番組は『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)の1本だけ。
「全盛期の睡眠時間は1日2~3時間程度。若いスタッフを引き連れて毎晩のように銀座や神楽坂などの歓楽街で飲み歩いていた」(キー局関係者)というが、最近は『ケンミンSHOW』出演時も口数が少なく、ネット上では「覇気がない」「すっかり老け込んだ」と心配する声も挙がる。
一時代を築いた大物司会者も、寄る年波には勝てないのか──と思いきや、「酒豪ぶり」はまだまだ健在だという。みのの自宅がある鎌倉市の住民はこう語る。
「今でもたまにみのさんが飲んでいる姿を見かけます。先日も親戚の人達と夕方から飲み始めて、店をハシゴして和食屋で深夜11時過ぎまでウイスキーをガンガン飲んでいたみたいです。『今日も夕方から飲んじゃったよ~』と話していたそうで、最近は妹夫婦や甥っ子など、親族と酒を酌み交わすのが癒やしだとか。
みのさんは地元で飲んでいる時もテレビで見るまんまの感じで、お店の人や他のお客さんとも気さくに会話してくれます。テレビの仕事が減っても、お金はいっぱい持っているだろうし、悠々自適なおひとりさま生活なんでしょうね」
ギネスは破られても、酒豪伝説は破られなさそうだ。