毎年恒例となった民放キー局の女子アナカレンダー。その歴史と今年の傾向を女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が語る。
「業界で“アナカレ”を初めて発売したのが1997年に進藤晶子や小島慶子らを起用したTBSです。その後、フジテレビの加藤綾子や高島彩らを起用したカレンダーの予約が1万部以上にのぼり、各局も追随。もはやキー局アナはAKB48、地方局アナは地方アイドル的な存在のため、カレンダーという毎日眺める商品のキャラクターとして十分に成り立つのです」
そんな女子アナカレンダーの“元祖”であるTBSの2020年最新版のテーマは“明るく鮮やかに”。さらに、通常商品とは別に好きな女子アナの写真を自ら選んで構成できる自分だけの「セレクトポスター版」も発売するという新しい試みにも挑戦した。山本里菜アナが「メイクもヘアも撮影も全て新鮮で楽しくて最高の時間でした!」と振り返るように、普段テレビで観る彼女たちとは違う姿が写し出されている。
来年は2020年。宇内梨沙アナは「東京五輪を迎える大切な一年を、ぜひTBSアナウンサーとともに過ごしてください」とアピールした。毎日を彩るカレンダー、あなたはどの局を選びますか?
※週刊ポスト2019年11月8・15日号