「井川さんを迎えた来店イベントでは、ご本人がお客さんに直接ブランドコンセプトなどを説明していたんです! 彼女の美貌を間近で拝める上に、接客も受けられるなんて、ファンにとっては夢のような時間でした」
興奮気味にそう語るのは、井川遥(43才)がディレクションを手掛ける2つのブランド「lion.」と「Herato」のポップアップストア(11月7日まで)を訪れた40代の女性客だ。
この2つのブランドは、ふだんはインターネットでの販売が中心。商品を手に取って吟味できる貴重な機会とあって、東京・青山の期間限定店舗には、オシャレな女性たちが多く詰めかけた。
11月2日のイベントには、井川本人が登場。自ら“マネキン”となり、何度か衣装をチェンジしていた。
「井川さんがインスタグラムで紹介した途端、即完売の人気ブランドです。この日も接客などで休む暇もなく慌ただしく動き回っていました。ママ友らしき子連れの女性客も来ていて、親しそうに挨拶していましたよ」(前出・女性客)
大盛況の店に1人の男性が現れたのは、この日の昼下がりのこと。井川は彼の姿を認めるなり、店の入り口へ。この男性は、井川の夫・松本与(あとう)氏(57才)だった。
「旦那さんは、優しい表情で井川さんの話に耳を傾けていました。最初は何やら心配そうな表情で話していた井川さんが、次第に笑顔になる様子が印象的でしたね。2~3分話した後、旦那さんは高級外車に乗り込んで去って行きました」(前出・女性客)
松本氏は、ファッション業界では知らない人はいないほどの有名デザイナーで、自らのブランド「ato」を手掛けている。井川は2006年に結婚後、2人の子供を出産。家庭を最優先にしながら女優として活躍してきたが、2年前に「lion.」と「Herato」をディレクションし、夫の“縄張り”であるファッション業界にも足を踏み入れた。
一部では松本氏のブランドの売れ行きが芳しくないため、井川が女優業とアパレル業の二足のわらじで稼がなくてはならないという報道もあったが…。