今年最も輝いた女優と聞かれたら、松岡茉優(24才)の名前をあげる人も多いだろう。
日本アカデミー賞で、優秀主演女優賞(『勝手にふるえてろ』)と優秀助演女優賞(『万引き家族』)を受賞。ブルーリボン賞では助演女優賞(『万引き家族』と『ちはやふる―結び―』)、そしてエランドール賞でも新人賞を獲得し、若手女優として賞を総なめにした。
そんな彼女の発言だけにテレビ業界は騒然としている。
10月7日に放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系)で松岡は、同世代の土屋太鳳(24才)にライバル心をむき出しにしたのだ。
「松岡さんは土屋さんと同じオーディションを受けることが多く、最後の2人まで残ったのに4回も土屋さんに負けたことを明かし悔しさを爆発させていました。土屋さんはそんな松岡さんの気も知らずに接してくるようで…番組では松岡さんの“口撃”は止まらず、広瀬アリスさん(24才)にも“バラエティー番組にも進出し始めやがって!”と噛み付いた。
お笑い番組のMCをやっていた松岡さんだけにサービストークのつもりもあったでしょうが、かなり本気が入っていたように見えました」(テレビ局関係者)
上田晋也(49才)らMCをはじめスタジオの笑いを誘ったが、別のテレビ局関係者は「笑い話では済まない」と心配そうに話す。
「影響は小さくありません。ドラマでは“役柄以外の先入観を視聴者に与える”として、共演NGと考える制作陣は多いでしょうから。この3人は共にNHKの朝ドラに脇役として出演歴がありますが、その後、朝ドラ主演を射止めたのは土屋さんのみ(2015年放送の『まれ』)。よく比較されてきました。今、20代前半の女優さんは広瀬すずさん(21才)を筆頭に粒ぞろい。かなりの激戦区です。松岡さんの“共演NG宣言”は、彼女なりの宣戦布告のようにも見えました」(別のテレビ局関係者)
主演クラスに成長した若手女優ゆえの葛藤なのか。
※女性セブン2019年11月21日号