映画『海辺の映画館―キネマの玉手箱』の舞台挨拶に出演者の常盤貴子、山崎紘菜、厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦、吉田玲、そして大林宣彦監督が登場した。
広島・尾道で一館だけ残った映画館の閉館日に3人の青年が訪れるところから始まるこの作品。『日本の戦争映画大特集』のオールナイト上映の時に、3人の青年たちが映画の世界にタイムリープする──。
今作は、大林監督の故郷・尾道で20年ぶりに撮影された。これまでに大林監督は、『転校生』(1982年)、『時をかける少女』(1983年)、『さびしんぼう』(1985年)の3作を尾道で撮影しており、“尾道三部作”と称されている。
なお、この日は大林監督に「第32回東京国際映画祭 特別功労賞」が授与された。
撮影/平野哲郎