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西武池袋線・高麗駅の見所 渡来人の歴史と自然を堪能

高麗人から移住したことが地名の由来の高麗(こま)

 西武池袋線の「高麗(こま)」駅(埼玉県日高市)。716年に古代朝鮮半島の高句麗(こうくり)から高麗人が移住し、武蔵国に高麗郡(こまぐん)が置かれたことが地名の由来で、『続日本紀(しょくにほんぎ)』にも記述されている。駅付近には歴史と自然を堪能できるハイキングコースがあり、近年は国内外の観光客にも人気のスポットになっている。

 2017年には天皇皇后両陛下(現上皇上皇后両陛下)が行幸啓として巾着田や高麗神社を視察された。池袋駅から飯能駅まで特急で39分、飯能駅から各駅停車で約6分で到着する「高麗」駅付近の見所を紹介する

◆高麗神社 埼玉県日高市大字新堀833

高麗神社は出世や開運のご利益があるされている

 高句麗からの渡来人高麗王若光を祀る神社。出世・開運のご利益があるとされ、数多くの政治家や太宰治、坂口安吾などの文豪が参拝に訪れている。11月23日には、9時より五穀豊穣を感謝する祭事「収穫感謝祭」が行なわれ、10時からは境内で「ものつくり市場」を開催。駅から徒歩50分。タクシー利用は飯能駅が便利。

◆高麗郷古民家 埼玉県日高市大字高麗本郷245

江戸末期から明治初期にかけて建てられた

 江戸末期から明治初期にかけて建築された母屋を中心とした古民家。
・営業時間:9時~16時(4月~11月)、10時~15時(12月~3月)
・定休日:月・火(祝日を除く)、年末年始
・料金:無料

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