11月12日、国民的アイドルグループ・嵐のメンバー、二宮和也が結婚を報告した。結婚相手となった元アナウンサーの存在は、ファンの間ではすでに知られた存在だった。今回の発表を受けてファンのなかでは「ニノロス」に陥っているという人もいるようだが、このタイミングでの発表に「悲しみ」よりも「怒り」を感じるファンも少なくないという。
嵐のデビュー前からファンであるという女性・Aさん(50代)はこう語る。
「活動休止前の大事な時期、そして嵐のSNS解禁で沸いていた直後にこの発表というのは、正直いって納得できません。そして、札幌公演の直前だったこともあり、ライブに参加するファンの気持ちを思うと胸が痛いですね。どういう気持ちでライブに行けばいいのか。純粋に祝福したい気持ちを阻害する要因が多すぎます。私たちファンはニノの結婚が嫌なのではなく、タイミングが大事だと思っているんですよ」(Aさん)
またデジタルネイティブ世代の女子大生ファン・Bさん(20代)は、今回の結婚発表が波紋を呼んだ最大の理由が、二宮の結婚相手のSNSの使い方であったと指摘する。
「大学のオタク仲間の間では、今時のアイドルならば彼女にはSNS投稿はちゃんと管理してもらうべきだっていう意見が多いですね。それができない相手を選ぶところが腑に落ちないんだと思います。散々ニノの彼女であることを『匂わせ』していたのに、いざ発表するときには『一般女性』となるのも納得いかない。なかには『ネット解禁したなら、SNSを使って全世界に結婚発表すればいいのに』と皮肉を言っているファンもいますね。ファンはみんな彼の幸せを願っていますが、その上で疑問を感じているんです」(Bさん)