映画『決算!忠臣蔵』(11月22日公開)の公開直前イベントに、出演者の俳優・堤真一とナインティナイン・岡村隆史、そして中村義洋監督が登場した。この日のイベントの会場となったのは、赤穂浪士の墓所として知られる泉岳寺。
赤穂浪士四十七人の討ち入りを“予算”にスポットを当てて描いた今作。討ち入りには案外予算がかかり、それを確保するのに難儀する…という歴史コメディーとなっている。
この日、作中の衣装を着て大石内蔵助の墓参りをしたという堤は、その感想をこう語った。
「今までの大石内蔵助のイメージとは全く違う内蔵助だったので、この格好をして内蔵助さんのお墓の前に立った時、心の中でつぶやいた言葉が『申し訳ありませんでした』という感じ」
これまでにない大石内蔵助を演じたことを少々後ろめたく思っている様子の堤。さらには、
「なので、こうしてたくさん写真を撮っていただいていますが、ここら辺(堤の左後ろあたり)に写っていたら教えてください。よろしくお願いします」
と、大石内蔵助が心霊となって写真に写り込んでいるのではないかと心配していた。
撮影/浅野剛