ライフ

『男はつらいよ』舞台の柴又、新作公開で続々と見所出現

駅前には寅さん像も

 江戸時代後期から葛飾柴又(東京都・葛飾区)は、帝釈天題経寺に詣でる人々で賑わった。参詣者を運ぶために明治32(1899)年、帝釈人車鉄道が設立。人が車両を押して動かす「人車列車」が、金町~柴又間で運行される。1969年、故・渥美清主演の映画『男はつらいよ』シリーズが始まると、寅さんが生まれ育った場所として全国的に有名になった。12月27日には22年ぶりの新作『男はつらいよ お帰り 寅さん』(山田洋次監督)が全国公開。そんな今の柴又の見所を紹介しよう。

■葛飾柴又寅さん記念館 東京都葛飾区柴又6-22-19

葛飾柴又寅さん記念館内の様子 (C)松竹(株)

「寅さん」の世界を楽しめる記念館。映画に登場する団子屋「くるまや」の再現セット、実際に使った小道具、下町のジオラマなど見どころが多い。4月に寅さんカフェ(TORAsan cafe)もオープン。

営業時間:9時~17時
定休日:第3火(祝休日の場合は翌平日)、12月第3火・水・木
料金:一般500円(山田洋次ミュージアムとの共通券)

■高木屋老舗 東京都葛飾区柴又7-7-4

店内には歴代マドンナの写真も

 帝釈天の参道で100年以上前から店を構える和菓子の老舗。喫茶店も併設し、店の壁には故・渥美清や山田洋次監督、歴代のマドンナの写真が並ぶ。名物は餡がたっぷりのった「草だんご」だが「焼きだんご」も美味(各170円)。

営業時間:7時~17時半
定休日:無

寅さんの街の名物はだんご

関連キーワード

関連記事

トピックス

歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン