阪神や日本ハム、米大リーグのメッツなどで活躍し、2006年に現役を引退した新庄剛志(47)。11月13日、自身のインスタグラムを更新し、プロ野球選手として13年ぶりに復帰を目指すことを明らかにしたことが話題になったが、そんな新庄の姿をキャッチした。
引退後は、インドネシア・バリ島に移住し、愛犬ラナちゃんと悠々自適なセミリタイア生活を送っていた新庄。10月に開設したばかりのインスタでは、サンドバッグを使った素振りに、スローイングの練習動画もアップするなど、早くもやる気満々だ。何より、金髪に白い歯をこぼして笑う姿は、現役当時と何ら変わらない派手さ。
新庄は11月18日、バリから久々に帰国。午前9時過ぎ、成田空港の到着ロビーに姿を現した新庄は、上下真っ赤なスウェット姿だった。阪神時代からのラッキーカラーに今もあやかっているようだ。新庄は、ファンに囲まれると、長旅の疲れを見せるどころか、笑顔でサムアップ。
そして、現役復帰へのウォーミングアップとばかりに“新庄劇場”が開幕した。なぜか迎えに来たスタッフを振り切り、空港中を走り回る。迎えの車を通り過ぎ、スタッフに呼び止められてストップ。いったん車に乗り込んだが、また降りてきて空港内のコンビニへ。携帯電話の充電器や食品、雑誌など、買い物かご2つ分の爆買いで、走り去っていった。
早朝でも人でごった返していた成田空港。そんな中、真っ赤ないでたちで走り回る姿は、まるでスポーツカーのよう。外国人観光客たちも驚き、目で追っていた。ファンから声を掛けられると、気さくに写真撮影に応じていた新庄。しかし、サインを求められると……。
「今は(書くサインが)ないけど、選手になったら書く!」
そのコメントからは、現役復帰への本気度が伝わってくる。次は再び球場内で“新庄劇場”を見られることを期待したい。