女優の沢尻エリカ(33才)が合成麻薬MDMAを所持していたとして警視庁に逮捕されたが、ここ最近有名人の薬物事件が相次いでいる。11月に入ってからだけでも、元タレントの田代まさし容疑者(63才)、プロスノーボーダーの國母和宏容疑者(31才)、金融トレーダーのKAZMAXこと吉澤和真容疑者(30才)が、それぞれ違法薬物で逮捕。5月にはピエール瀧(52才)がコカインで、元KAT-TUNの田口淳之介(33才)とその交際相手である小嶺麗奈(39才)が大麻で逮捕された。
連続する有名人の逮捕を受けて、薬物の使用をやめる有名人もいるだろうが、一方では発覚を恐れるがゆえに都心を避けて、地方で薬物を使用するパターンもある。
「誰もが知っている大人気ユニットのAは沖縄で、しかも海の上でだけ。クルーザーの上が彼の“ドラッグルーム”だとか。ただ最近は沖縄の捜査当局もAを疑っており、彼が沖縄入りすると徹底的にマークするそうです。
以前から薬物使用疑惑のある個性派俳優のBは、北海道に“それ用”のマンションを購入したそうです。『北海道警察がユルいから楽勝だよ』とうそぶいて、頻繁にドラッグを使用していると聞きます」(ファッション誌関係者)
沢尻の例を見るまでもなく、クラブとドラッグは親和性が高いが、クラブを敬遠する有名人もいる。
「有名プロ野球選手Cの息子さんは、幅広くビジネスを展開する実業家として有名です。その彼もいわゆるジャンキーですが、“警察がマークしている東京のクラブでやるやつはバカだ”と。彼はもっぱら地方のビジネスホテルです」(クラブ関係者)
薬物疑惑の対象者が広がるなか、こんなケースもあったという。
「やんちゃな性格で知られる若手俳優のDは違法薬物の問題が報じられるたびに『アイツは大丈夫か』とネットで騒がれますが、彼はクスリを断ってかなり経っています。クスリで人生を棒に振る芸能人を見ては『もったいないことをする』と憤慨しているほどですよ。
薬物使用のタレコミがあったお騒がせ女優のEは、1か月ほど前に当局の内部情報が漏れ、ガサ入れ直前に逃げたとか。これは捜査員のミスとして内々に処理されました」(ファッション誌関係者)
※女性セブン2019年12月5・12日号