ディズニーのアニメーション映画『アナと雪の女王2』が11月22日にいよいよ公開となる。世界興行収入が約1279億円を超え、全世界で社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』(2014年)の待望の続編ということで、注目度もマックス!
そこで現地スタジオに取材を行った、今、日本でいちばん“アナ雪2”に詳しい映画ライターのよしひろまさみちさんに見逃せないポイントを解説してもらった。これを読めば、驚きも感動も200%アップすること間違いなし!
◆前作を見逃した人も大丈夫! まずは『アナと雪の女王』超おさらい
アレンデール王国の王女エルサには、触れたものを凍らせる魔力があり、妹のアナを傷つけることを恐れて、心を閉ざしていた。自らの力を制御できず、真夏の王国を凍てつく冬世界に変えてしまったエルサは、雪山の氷の城で雪の女王として生きることを選ぶ。自分への姉エルサの愛に気づいたアナは、山男のクリストフと雪だるまのオラフと共にエルサを救うために旅に出るが…。
“姉妹の絆”と“真実の愛”を描いた同作は、公開するや世界を席巻。興収、動員数ともにアニメーション映画歴代1位を樹立した。
◆『アナ雪2』のあらすじ
妹・アナによって閉ざした心を開いた、姉・エルサ。姉妹は深い絆で結ばれ、アレンデール王国を治めながら、気のおけない仲間たちと平穏で幸せな日々を送っていた。しかしある日、エルサだけが不思議な歌声を聴く。その歌声に導かれ、仲間のクリストフやオラフと共に旅に出たアナとエルサは数々の試練に立ち向かう。なぜエルサだけに力が与えられたのか、姉妹の知られざる過去の謎とは? 旅の終わりに全ての答えが待ち受ける──。
【見どころ1】なぜエルサだけに不思議な力が与えられたのか
姉エルサだけが持つ、雪と氷を操る魔力。今作でもまた、エルサだけが不思議な歌声を聴き、物語は進んでいく。
「前作では描かれていなかったエルサが持つ力の秘密ですが、ここを描く価値があったからこそ、続編が作られたともいえるでしょう。それだけ今作の重要な鍵となります」(よしひろさん・以下同)
【見どころ2】なぜ両親は幼い姉妹を置いて長い船旅に出たのか
前作では、アナとエルサの両親は長い船旅の最中に命を落としている。「娘たちを深く愛し、エルサの特別な力を案じていた両親が、どうして幼い姉妹を置いて外海へと旅立ったのか? アナとエルサの家族にまつわる知られざる過去も、今作の大きな見どころです」。