芸能

沢尻エリカ、逮捕前夜のVIPルームで回ってきた謎の液体

沢尻エリカの親友が彼女をハメた“黒幕”の存在を語る(時事通信フォト)

 世間を騒がせた沢尻エリカ容疑者(33才)の逮捕から2週間以上が経ち、状況が大きく変化している。

「沢尻は、尿鑑定ではシロ。つまり、“使用した”という証拠はなく、所持容疑のみ。加えて、自宅に所持していたMDMAについて、本人は“カレから預かった”と主張していますから、使用目的での所持には問えないかもしれない。しかも、弁護団は数々の難しい裁判を担当し、“無罪請負人”として知られる最強弁護士がついた。

 彼女を逮捕した警視庁組織犯罪対策部第5課が、当初目論んでいたほどの“成果”を挙げられない可能性も出てきました」(全国紙社会部記者)

 沢尻は取り調べに対し、「10年以上前から薬物を使用していた」などと供述していると報じられている。しかし、実際に使用を裏付ける“証拠”が出なければ、起訴されたとしても裁判では一転して否認に回る可能性すらある。つまり、無罪になる余地すら囁かれているのだ。

「来年1月から始まるNHK大河ドラマ『麒麟がくる』に出演が決まっていた沢尻は、一部では心を入れ替えたという話もあった。尿検査で出なかったのは、そういうことでしょう。だから“なぜこのタイミングで逮捕なの?”という疑問が残ります。しかし、情報だけはやたらと回っているんです。この逮捕をきっかけに、沢尻のクラブ友達が逮捕されるのではないかと」(芸能関係者)

 *
 実際、沢尻の逮捕から10日後の11月26日、彼女と深い関係にあるファッションデザイナーのNAOKIこと、横川直樹容疑者(38才)が沢尻と共同でMDMAを所持していたとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕された。

 横川は、沢尻と2011年頃から8年間にわたり交際していた人物。逮捕時点では別れていたという話と復縁したという情報があるが、沢尻が“カレから預かった”と主張する“カレ”が横川であるといわれている。横川は沢尻が逮捕直前に訪れていた東京・渋谷のクラブ『W』で、彼女と同席していた。

 今、この横川を含め、あの日、『W』にいたであろう沢尻の友人たちに疑惑の目が向けられている。

「特に注目されているのがネット上で流布されている一枚の写真。沢尻を含む4人の女性が写っているものです。あの日、『W』で横川容疑者と共にイベントを主催したイベントプロデューサーのAさん。そして美容外科医の女性と、元俳優Bさんの妻でファッションデザイナーのCさん。

 ネットの掲示板に、“ジャンキー(麻薬中毒者)”などと書かれているとか。彼女たちは芸能界にパイプがあるとされ、このうち誰かが逮捕されると、芋づる式に芸能人の薬物使用も明らかになるのではないかという声もあります。

 Aさんの夫はDJで、あの夜『W』にもいました。Aさん夫妻には11月末に逮捕情報が流れ、一時、自宅近くにマスコミが集まっていたそうです」(前出・芸能関係者)

 次は“沢尻人脈”の誰が逮捕されるのか──インターネット上だけでなく、メディアも右往左往している状況なのだ。

関連記事

トピックス

中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン
『月曜から夜ふかし』不適切編集の余波も(マツコ・デラックス/時事通信フォト)
『月曜から夜ふかし』不適切編集の余波、バカリズム脚本ドラマ『ホットスポット』配信&DVDへの影響はあるのか 日本テレビは「様々なご意見を頂戴しています」と回答
週刊ポスト
大谷翔平が新型バットを握る日はあるのか(Getty Images)
「MLBを破壊する」新型“魚雷バット”で最も恩恵を受けるのは中距離バッター 大谷翔平は“超長尺バット”で独自路線を貫くかどうかの分かれ道
週刊ポスト
もし石破政権が「衆参W(ダブル)選挙」に打って出たら…(時事通信フォト)
永田町で囁かれる7月の「衆参ダブル選挙」 参院選詳細シミュレーションでは自公惨敗で参院過半数割れの可能性、国民民主大躍進で与野党逆転へ
週刊ポスト
約6年ぶりに開催された宮中晩餐会に参加された愛子さま(時事通信)
《ティアラ着用せず》愛子さま、初めての宮中晩餐会を海外一部メディアが「物足りない初舞台」と指摘した理由
NEWSポストセブン
「フォートナイト」世界大会出場を目指すYouTuber・Tarou(本人Xより)
小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」に批判の声も…筑駒→東大出身の父親が考える「息子の将来設計」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
米国からエルサルバドルに送還されたベネズエラのギャング組織のメンバーら(AFP PHOTO / EL SALVADOR'S PRESIDENCY PRESS OFFICE)
“世界最恐の刑務所”に移送された“後ろ手拘束・丸刈り”の凶悪ギャング「刑務所を制圧しプールやナイトクラブを設営」した荒くれ者たち《エルサルバドル大統領の強権的な治安対策》
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン
中居正広氏とフジテレビ社屋(時事通信フォト)
【被害女性Aさん フジ問題で独占告白】「理不尽な思いをしている方がたくさん…」彼女はいま何を思い、何を求めるのか
週刊ポスト
食道がんであることを公表した石橋貴明、元妻の鈴木保奈美は沈黙を貫いている(左/Instagramより)
《食道がん公表のとんねるず・石橋貴明(63)》社長と所属女優として沈黙貫く元妻の鈴木保奈美との距離感、長女との確執乗り越え…「初孫抱いて見せていた笑顔」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 中居トラブル被害女性がフジに悲痛告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 中居トラブル被害女性がフジに悲痛告白ほか
NEWSポストセブン