外国人女優がフラダンスをする「蒟蒻の妖精篇」とは趣を変え、リズムに合わせて腕を振る程度と控えめな印象で“おいしいから好き”とにっこり微笑む。
これは一体誰……?と、話題騒然となったが、その正体はなんと、第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト(2018年)でDDセルフプロデュース賞を受賞した井手上漠(16才)だった!
井手上は、美に貪欲なジェンダーレスの現役男子高校生だ。現在も住んでいる、島根県の親善大使の顔も持つ。井手上はCM出演をこう振り返る。
「ツイッターに蒟蒻畑を飲んでいる写真をアップしたらCMのオファーをいただいたんです!! 踊るCMと聞いて、あのフラダンスをするのかと思い緊張していましたが違いました(笑い)。頑張ったのは笑顔。真顔が睨んでいると言われるので、ダンスの時もずっと笑顔をキープするよう心がけました。
“かわいすぎるジュノンボーイ”など私自体にスポットが当たることが多いですが、今後はお芝居にも挑戦してみたい。私を生かせる中性的な役を通じて、世の中に発信していきたいです」(井手上)
◆撮影/中村功
※女性セブン2019年12月19日号