芸能

氷川きよし 本家QUEENが公式カバーを認めた3つのポイント

最近は“きよし子”“きーちゃん”という愛称で親しまれている

 演歌歌手の氷川きよし(42才)が『氷川きよしスペシャルコンサート2019~きよしこの夜Vol.19~』で、世界的ロックバンド・QUEENの『ボヘミアン・ラプソディ』の日本語バージョンを初披露すると、ファンのボルテージは一気に上がったという。

 伸びのある歌声に、SNS上には、

《心を打たれた。いや、撃ち抜かれた…》
《あの『何でもあり』な曲を日本で歌いこなせるのは演歌もロックもお手の物な、キヨたんが筆頭格かも》

 といった絶賛の書き込みが相次いでいる。

 氷川が歌ったのは、QUEEN側の認可を受けた初の公式日本語バージョン。氷川だけがQUEENに「公式に認められた」ということだ。

 数多いるロック歌手をさしおいて、なぜ演歌歌手の氷川に白羽の矢が立ったのか。

「音楽評論家でQUEENのメンバーとも交流のある湯川れい子さんが、数か月前に氷川さんと食事をしている時に、“唯一、やっていないジャンルは洋楽のカバーよね”という話で盛り上がった。その際、氷川さんが映画を見て心酔していた『ボヘミアン・ラプソディ』を歌ってみたいと申し出たそうです。

 湯川さんはQUEEN側に自ら連絡し、氷川さんをアピール。“歌がうまい”“2019年で20周年”“自分が責任を持って訳詞する”の3点をアピールして許諾を得たそうです」(レコード会社関係者)

『ボヘミアン・ラプソディ』といえば、約6分もの長さに加え、ハードロックやバラード、オペラの要素を融合したQUEENの代表曲。これを氷川はQUEEN側の期待に応え、見事に歌いきった。

 2017年にビジュアル系の衣装とメイクで踊り歌う『限界突破×サバイバー』をYouTubeで公開したのをはじめ、近年の氷川は“中性的な魅力”が開花。2019年11月に開設したインスタグラムの公式アカウントでも、その“美貌”に注目が集まっている。

「氷川さんは子供の頃から女の子っぽくて、“オンナ!”“オカマ!”などとイジメられ、演歌歌手になってからも“男らしく”していなければならないことに息苦しさを感じてきたそうです。

 勇気を持って自らのイメージを打ち壊し、自分らしく正直な生き方をする氷川さんに、共感する女性たちが増えているんです」(音楽関係者)

 QUEENのボーカル、フレディ・マーキュリーも自分自身のあり方に悩んだ末、ありのままに生きることを選んだ。SNS上には《フレディ・マーキュリーもきっと納得の歌声》《きーちゃんこそ、フレディだ》という書き込みもあった。氷川もありのままに生きる道を進み始めたようだ。

※女性セブン2020年1月2・9日号

関連記事

トピックス

中学時代の江口容疑者と、現場となった自宅
「ガチ恋だったのかな」女子高生死体遺棄の江口真先容疑者(21) 知人が語る“陰キャだった少年時代”「昔からゲーマー。国民的アニメのカードゲームにハマってた」【愛知・一宮市】
NEWSポストセブン
すき家がネズミ混入を認め全店閉店へ(左・時事通信フォト、右・HPより 写真は当該の店舗ではありません)
【こんなに汚かったのか…】全店閉店中の「すき家」現役クルーが証言「ネズミ混入で売上4割減」 各店舗に“緊急告知”した内容
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
X子さんフジ退社後に「ひと段落ついた感じかな」…調査報告書から見えた中居正広氏の態度《見舞金の贈与税を心配、メッセージを「見たら削除して」と要請》
NEWSポストセブン
ロコ・ソラーレが関東で初めてファンミーティングを開催(Instagramより)
《新メンバーの名前なし》ロコ・ソラーレ4人、初の関東ファンミーティング開催に自身も参加する代表理事・本橋麻里の「思惑」 チケットは5分で完売
NEWSポストセブン
江口容疑者と自宅
《16歳女子高生の遺体を隠し…》「6人家族だけど、共働きのご両親が不在がちで…」江口真先容疑者(21)が実家クローゼットに死体を遺棄できた理由
NEWSポストセブン
中居氏による性暴力でフジテレビの企業体質も問われることになった(右・時事通信)
《先輩女性アナ・F氏に同情の声》「名誉回復してあげないと可哀想ではない?」アナウンス室部長として奔走 “一管理職の職責を超える”心労も
NEWSポストセブン
濱田淑恵容疑者の様々な犯罪が明るみに
【女占い師が逮捕】どうやって信者を支配したのか、明らかになった手口 信者のLINEに起きた異変「いつからか本人とは思えない文面になっていた」
週刊ポスト
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
「スイートルームの会」は“業務” 中居正広氏の性暴力を「プライベートの問題」としたフジ幹部を一蹴した“判断基準”とは《ポイントは経費精算、権力格差、A氏の発言…他》
NEWSポストセブン
大手寿司チェーン「くら寿司」で迷惑行為となる画像がXで拡散された(時事通信フォト)
《善悪わからんくなる》「くら寿司」で“避妊具が皿の戻し口に…”の迷惑行為、Xで拡散 くら寿司広報担当は「対応を検討中」
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”4週連続欠場の川崎春花、悩ましい復帰タイミング もし「今年全休」でも「3年シード」で来季からツアー復帰可能
NEWSポストセブン
騒動があった焼肉きんぐ(同社HPより)
《食品レーンの横でゲロゲロ…》焼肉きんぐ広報部が回答「テーブルで30分嘔吐し続ける客を移動できなかった事情」と「レーン上の注文品に飛沫が飛んだ可能性への見解」
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ
「スイートルームで約38万円」「すし代で1万5235円」フジテレビ編成幹部の“経費精算”で判明した中居正広氏とX子さんの「業務上の関係」 
NEWSポストセブン