12月17日、北朝鮮の平壌。金正日総書記の死去から8年が経ったこの日、軍人や市民らによる献花が行われた。市中心部にある万寿台の丘には金正日総書記と金日成主席の銅像があり、多くの市民らが花を持って詰めかけた。列を作って、整然と歩く市民たち。 献花台まで歩いてきて花を置くと、すぐに踵を返して去っていく様子が印象的だ。雨の中、献花は夜まで続いた。
長距離弾道ミサイルの開発を急ピッチで進める北朝鮮。朝鮮労働党機関紙の労働新聞はこの日、アメリカ主導の制裁を念頭にして「敵対勢力の策動が強まっている」と指摘。今後の動向が注目される。