2019年も『NEWSポストセブン』では数多くの記事を紹介し続けてきた。その中から編集部が、ネットで反響の大きかった記事を中心に、巷の重大ニュースとは、ひと味違う2019年の「重大ニュース」を厳選した(2018年12月~2019年11月末の記事が対象)。ここでは【国内】編ベスト10を紹介。トップ3の記事については、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏が解説する。(以下「」内は中川氏のコメント)
●国内編1~3位
【1位】
■タピオカがヤクザの資金源に 「こんなに楽な商売はない」(6月)
「あの頃、“若い女性に大人気”的な形で各メディアが取り上げていたタピオカですが、そんな中、いきなり『ヤクザの資金源』というまったくもって別視点からの記事が登場し、ネット上が騒然。当然、この話題はその日のSNSのトレンドワードに入るほか、『暴力団タピ岡』といった言葉も生まれ、しばらくは『ヤクザとタピオカ』という言葉は『パワーワード』扱いとなりました」
【2位】
■小室圭さんに「圭殿下」「圭さま」の呼称も、女性宮家創設なら(5月)
「小室氏については、『世渡り上手』といった印象を持たれているようです。同氏はその頂点に到達したという評価です。しかし、世渡り上手な方が日本の象徴である皇室の一員となることはどうなのか? そういった“モヤモヤする”気持ちがネットの各所で表明され、この記事も大きな反響を呼んだのでは、といった印象を持ちました」
【3位】
■トランプ氏堪能「アイダホ産じゃがいも」、本当は国産だった(6月)
「この記事を受けてのネット上の反応を見ると、『どうでもいいじゃないか! マスゴミは余計な詮索するな!』といったコメントが溢れていました。主に、親安倍、親トランプ派からの声だったのですが、むしろ『北海道産のジャガイモはおいしい』という形の『日本上げ』と捉えて欲しかった記事です」
●以下、4~10位
■悠仁さま、眞子さまを「よからぬあだ名」で呼ばれることも(6月)
■懲戒処分された風俗バイト女性警官 真面目な勤務日報の内容(10月)
■「好きで好きで」と女に刺されたホストが告白 あの日何が?(7月)
■煽り男とガラケー女 2人に対してむいた牙も怖かった(8月)
■桜田義孝元五輪相「失言なんかしたことありません」と新失言(9月)