女子アナにとって、1年の総決算となる特番シーズンがやってきた。エースアナ争いが佳境を迎えているのがNHKだ。
2017年、2018年と2年連続で『紅白歌合戦』の総合司会を務めた桑子真帆アナ(32)の独走と見られていたが、それに待ったをかけたのが、令和初の紅白で総合司会を任される和久田麻由子アナ(31)だ。
「2018年は2年ぶりに平均視聴率40%台を記録しており、局内からは『次も桑子だろう』という声が多かった。それだけに、和久田アナの抜擢は驚きました」(NHK局員)
東大卒の和久田アナは2015年に『おはよう日本』のMCに起用されて以来、その美貌と知的な受け答えでファンが拡大。2019年は『NHKスペシャル』をはじめ様々な番組にひっぱりだこで、10月の「即位の礼」特番でもMCを務めた。
「政治家にもファンが多く、『和久田さんを紹介してほしい』と言われることも少なくない。2019年3月に一般人男性との結婚が報じられた時は、局内でガッカリした人が多かった」(別のNHK局員)
一方、桑子アナも年明け1月2日の特番『福山雅治×香川照之の生き物すごいぜ!』に出演する。
「大物2人との共演は、それだけ桑子アナに対する信頼度が高いということ。スタッフの間では、“桑子こそエース”という声が根強い」(同前)
有働由美子アナ(50)が去ったNHKで、新女王の座を手にするのは果たしてどちらか。
※週刊ポスト2020年1月3・10日号