ED治療の最前線は日進月歩だ。ED治療薬にも、日本国内ではまだ未承認の「最新治療薬」が存在している。日本では「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」の3種類が広く服用されているが、「第4のED治療薬」として注目されているのが「ステンドラ」だ。
「国内未承認薬ですが、厚労省の認可を受けたうえで輸入代行し、処方を行なっているクリニックも出てきています」と言うのは、銀座薬局の薬剤師・長澤育弘氏。ステンドラの最大の特徴はその「即効性」にあるという。
「バイアグラは服用後に効果が出るまで30~60分ほどかかります。しかしステンドラは飲んでから15分で効果が現われ始めます。また、食事の影響も受けないため、食事をした後に服用しても効果が期待できる」(長澤氏)
いくつになっても楽しみたいという男性たちの思いに応えるために、日夜、研究が続けられ、新たな知見が生まれているのだ。
※週刊ポスト2020年1月3・10日号