芸能

越中詩郎 人生ではフラれることも大事と寅さんに教わった

第17作『寅次郎夕焼け小焼け』がとりわけ好きだという越中詩郎

 意外なところに意外なファンが潜んでいるものだが、プロレスラーの越中詩郎は約半世紀にわたる筋金入りの「寅さんファン」だ。2019年末に新作の第50作が劇場公開される「男はつらいよ」シリーズで、越中が挙げたシリーズ最高のマドンナは、第16作『男はつらいよ 葛飾立志篇』(1975年、監督/山田洋次)に登場した御前様の親戚の大学助手・礼子役の樫山文枝だ。越中に寅さんと好きなマドンナへの想いについて聞いた。

 * * *
 両親の影響で中学時代から寅さんを観始め、社会人になってビデオが出ると、何回も観るようになり、好きな作品は何十回も観ています。映画ファンではなく寅さんファンで、寅さんは僕の人生の教科書。女性に惚れても、相手に迷惑をかけてはいけないと悟って身を引く。その潔さ、男らしい美学が好きです。

 好きなマドンナを一人だけ挙げるなら樫山文枝さん。お嬢様タイプで、知的で、清楚で、おしとやか。樫山さんはそんな役を演じるのにぴったりな方です。あの可愛らしいえくぼがたまりませんよ。

 他には、光本幸子さん、栗原小巻さん、吉永小百合さん、竹下景子さんなどが好きです。体育会系の世界にいるので、正反対の世界の人に憧れるんです。実生活でも、若い頃、そういうタイプを好きになっては振られたことが何度かあります(笑い)。でも、人生には振られることも大事と、寅さんに教わりました。

関連キーワード

関連記事

トピックス

都内の人気カフェで目撃された田中将大&里田まい夫妻(時事通信フォト/HPより))
《ファーム暮らしの夫と妻・里田まい》巨人・田中将大が人気カフェデートで見せた束の間の微笑…日米通算200勝を目前に「1軍から声が掛からない事情」
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト)
《横綱昇進》祖父が語る“怪物”大の里の子ども時代「生まれたときから大きく、朝ご飯は2回」「負けず嫌いじゃなかった」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
ヤクザが路上で客引きをしていた男性を脅すのにトクリュウを呼んで逮捕された(時事通信フォト)
《ヤクザとトクリュウの上下関係が不明に》大阪ミナミでトクリュウを集めて客引き男性を脅して暴力団幹部が逮捕 この事件で”用心棒”はどっちだったのか 
NEWSポストセブン
2013年大阪桐蔭の春夏甲子園出場に主力として貢献した福森大翔(本人提供)
【10万人に6例未満のがんと闘う甲子園のスター】絶望を支える妻の献身「私が治すから大丈夫」オリックス・森友哉、元阪神・西岡や岩田も応援
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト))
《地元秘話》横綱昇進の“怪物”大の里は唯一無二の愛されキャラ「トイレにひとりで行けないくらい怖がり」「友達も多くてニコニコしてかわいい子だったわ」
NEWSポストセブン
ミスタープロ野球として、日本中から愛された長嶋茂雄さんが6月3日、89才で亡くなった
長島三奈さん、自身の誕生日に父・長嶋茂雄さんが死去 どんな思いで偉大すぎる父を長年サポートし続けてきたのか
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
金髪美女インフルエンサー(26)が “性的暴力を助長する”と批判殺到の「ふれあい動物園」企画直前にアカウント停止《1000人以上の男性と関係を持つ企画で話題に》
NEWSポストセブン
逮捕された波多野佑哉容疑者(共同通信)。現場になったラブホテル
《名古屋・美人局殺人》「事件現場の“女子大エリア”は治安が悪い」金髪ロングヘアの容疑者女性(19)が被害男性(32)に密着し…事件30分前に見せていた“親密そうな様子”
NEWSポストセブン
東京・昭島市周辺地域の下水処理を行っている多摩川上流水再生センター
《ウンコは資源》排泄大国ニッポンが抱える“黄金の資源”を活用できてない問題「江戸時代の取引金額は10億円前後」「北朝鮮では売買・窃盗の対象にも」
NEWSポストセブン
ブラジル公式訪問中の佳子さま(時事通信フォト)
《佳子さまの寝顔がSNSで拡散》「本当に美しくて、まるで人形みたい」の声も 識者が解説する佳子さま“現地フィーバー”のワケ
NEWSポストセブン