2020年、令和最初の新春を華やかに寿ぐ「子年生まれ」の紺野美沙子。美しい晴れ着姿の“お宝写真”を見ながら、20歳の思い出や新年の抱負を語る。
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成人式の年は、ちょうど朝の連続テレビ小説『虹を織る』の撮影が始まっていました。そのため式に出ることができず、晴れ着を着ることができませんでした。
収録が落ち着いた頃に振り袖を着て、写真館で撮影したのを覚えています。着物は姉のお下がりでしたけど(笑い)。
私の主宰する朗読とアートとを組み合わせた舞台『朗読座』は、おかげさまで来年旗揚げから10年を迎えます。
私自身も還暦という節目の年になりますが、特別な催しをする予定はありません。これからも、今までと変わらず、一つひとつのお仕事を丁寧に大切にして、のんびり過ごしていきたいなと思っています。いやだ、年寄りくさかったかしら(笑い)。
●こんの・みさこ/1960年生まれ、東京都出身。1980年に連続テレビ小説『虹を織る』(NHK)でヒロインを演じ、人気女優に。
◆取材・文/小野雅彦
※週刊ポスト2020年1月3・10日号