人気アイドルグループ・乃木坂46の一員として活躍し、昨春、テレビ朝日のアナウンサーへ転身した斎藤ちはるアナ(22)。カメラの前では表情豊かにのびのびとポージングを決めてくれたが、アシスタントを務める朝の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』の生放送はまだまだ緊張の連続だと明かす。
「昔は『乃木坂46』や自分をアピールしなきゃという緊張感でテレビに出ていましたが、今は自分が主役ではなく、情報や出演者の皆さんを引き立てるために私がいます。誰かの想いを伝え、人の人生を預かるニュースを伝える時はきちんと届いているか、毎回緊張が高まります」
アイドル出身だが、自分から前へ出る性格ではないという。
「乃木坂時代は“なんで前へいけないんだろう”と悩んだりしたことも……。テレビに関わるお仕事をこの先何十年もやっていきたいと考えた時にアイドルや女優ではなく、私は伝え手のプロであるアナウンサーを目指したいと強く思い、大学へ通いながらアナウンススクールにも通って就活の準備をしました」
控えめながらも、強い意思が宿る眼差しに人柄が窺える。
「春には2年目となり責任感も増すと思うので、信頼してもらえるアナウンサーになれるように1歩1歩頑張っていきたいと思っています。わかりやすく情報を伝えられる、親しみやすいアナウンサーが目標です。視聴者の皆さんからいつか“モーニングショーの斎藤さん”ではなく“モーニングショーのちはるちゃん・ちーちゃん”と呼んでいただけるような、身近な存在になれたら嬉しいです」