ライフ

サプリと市販薬の組合わせNG例、ウコン・DHA・プロポリス他

ウコンは肩こり改善薬やせき止め薬とのみ合わせに注意

 健康のためにサプリメントを日常的にのんでいるという人も多いだろう。そして、同時に頭痛や肩こりといった日常的に起こる症状を和らげるために、市販薬をのんでいる人も多いはず。しかし、何の気なしに市販薬とサプリメントを同時に服用することで、まさかの副作用を起こすこともあるのだ。

 そこで、市販薬とサプリメント・健康食品の代表的な「危険な組み合わせ」を紹介する。

※監修/生田哲さん(薬学博士、米カリフォルニア大学など海外の研究機関で生命科学の研究にあたる)

◆『解熱鎮痛剤』と組み合わせると危険なサプリメント・健康食品

【EPA】
アスピリンやイブプロフェン、ロキソプロフェンといった、血液をサラサラにする成分を含んだ解熱剤は、血液を固まりにくくする作用のあるEPAとのみ合わせると、効果が強まって、内出血などを起こしやすくなる。

【DHA】
 EPA同様、DHAには血液を固まりにくくする作用が。アスピリンやイブプロフェン、ロキソプロフェンといった、血液をサラサラにする成分を含んだ解熱剤と併用すると、効果が強まり、内出血などを起こしやすくなる。

【マグネシウム】
 血液をサラサラにする効果がある成分含有の解熱鎮痛剤と、血流を促進させるマグネシウムを併用すると、出血しやすくなる。軽い打撲でもひどい青あざができることがある。

【イチョウ葉エキス】
 イチョウ葉エキスにはフラボノイドなどが含まれ、血を固まりにくくする。アスピリンやイブプロフェン、ロキソプロフェンといった成分を含む解熱鎮痛剤にも同様の作用があり、血流がよくなりすぎてしまい、止血しづらくなる。

【ノコギリヤシ】
 ノコギリヤシは、血流を改善して前立腺肥大にも効果があると謳われている。血液を固まりにくくする作用のあるアスピリンやイブプロフェン、ロキソプロフェンと一緒にのむと、効果が増強して出血リスクを高めてしまう。

関連キーワード

関連記事

トピックス

田中圭と15歳年下の永野芽郁が“手つなぎ&お泊まり”報道がSNSで大きな話題に
《不倫報道・2人の距離感》永野芽郁、田中圭は「寝癖がヒドい」…語っていた意味深長な“毎朝のやりとり” 初共演時の親密さに再び注目集まる
NEWSポストセブン
春の園遊会に参加された天皇皇后両陛下(2025年4月、東京・港区。撮影/JMPA)
《春の園遊会ファッション》皇后雅子さま、選択率高めのイエロー系の着物をワントーンで着こなし落ち着いた雰囲気に 
NEWSポストセブン
現在はアメリカで生活する元皇族の小室眞子さん(時事通信フォト)
《ゆったりすぎコートで話題》小室眞子さんに「マタニティコーデ?」との声 アメリカでの出産事情と“かかるお金”、そして“産後ケア”は…
NEWSポストセブン
週刊ポストに初登場した古畑奈和
【インタビュー】朝ドラ女優・古畑奈和が魅せた“大人すぎるグラビア”の舞台裏「きゅうりは生でいっちゃいます」
NEWSポストセブン
逮捕された元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告(過去の公式サイトより)
「同僚に薬物混入」で逮捕・起訴された琉球放送の元女性アナウンサー、公式ブログで綴っていた“ポエム”の内容
週刊ポスト
まさに土俵際(写真/JMPA)
「退職報道」の裏で元・白鵬を悩ませる資金繰り難 タニマチは離れ、日本橋の一等地150坪も塩漬け状態で「固定資産税と金利を払い続けることに」
週刊ポスト
2022年、公安部時代の増田美希子氏。(共同)
「警察庁で目を惹く華やかな “えんじ色ワンピ”で執務」増田美希子警視長(47)の知人らが証言する“本当の評判”と“高校時代ハイスペの萌芽”《福井県警本部長に内定》
NEWSポストセブン
ショーンK氏
《信頼関係があったメディアにも全部手のひらを返されて》ショーンKとの一問一答「もっとメディアに出たいと思ったことは一度もない」「僕はサンドバック状態ですから」
NEWSポストセブン
悠仁さまが大学内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿されている事態に(撮影/JMPA)
筑波大学に進学された悠仁さま、構内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿「皇室制度の根幹を揺るがす事態に発展しかねない」の指摘も
女性セブン
奈良公園と観光客が戯れる様子を投稿したショート動画が物議に(TikTokより、現在は削除ずみ)
《シカに目がいかない》奈良公園で女性観光客がしゃがむ姿などをアップ…投稿内容に物議「露出系とは違う」「無断公開では」
NEWSポストセブン
長女が誕生した大谷と真美子さん(アフロ)
《大谷翔平に長女が誕生》真美子さん「出産目前」に1人で訪れた場所 「ゆったり服」で大谷の白ポルシェに乗って
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』でW主演を務める中井貴一と小泉今日子
なぜ11年ぶり続編『続・続・最後から二番目の恋』は好発進できたのか 小泉今日子と中井貴一、月9ドラマ30年ぶりW主演の“因縁と信頼” 
NEWSポストセブン