笑う門には福来たる。新年の笑い初めは、1964年東京オリンピックの年に誕生した浅草演芸ホールを始めとした笑いの殿堂で始めてはいかがだろうか。
●浅草演芸ホール
・東京都台東区浅草1-43-12
東京オリンピックの年に開館し、1年365日、休むことなく落語の公演を行なう浅草唯一の落語定席。原則入れ替えがなく、好きな時間に入館し、心ゆくまで話芸を楽しめる。1月10日までの正月興行「初席」は、柳家小三治、林家木久扇、春風亭小朝、柳家さん喬、柳家花緑など豪華なラインナップ。
【初席1月10日まで】開演9時~21時、大人3500円 ※全席自由席
※公演スケジュールは公式HP参照
●東洋館
・東京都台東区浅草1-43-12 4F
ビートたけしの故郷とも呼ばれる「浅草フランス座」に歴史を遡る演芸場。漫才、漫談、コント、マジック、紙切り、曲芸、ものまねなど「いろもの」が1日中演じられる。原則入れ替えなくいつでも入館可能。1月5日までは落語協会顔見世興行で柳家喬太郎などが出演、6日からは「いろもの」をたっぷり。
【初席1月5日まで】開演9時半~18時、大人3500円
【1月6日~10日】開演11時半~17時、大人3000円
【1月11日~19日】開演12時?16時半、3000円
※全席自由席
※公演スケジュールは公式HP参照
※20日以降は大人2500円
取材・文■上田千春
※週刊ポスト2020年1月17・24日号