自動車のナンバープレートに自分が希望する番号を選択できる、希望ナンバー制度。1999年から導入された同制度では「1」や「8」といった1桁数字や、「2525(ニコニコ)」や「1122(いい夫婦)」などの語呂合わせの数字が不動の人気を誇っていた。
しかし、2019年にはそのランキングに異変が起きた。岩手・盛岡ナンバーと群馬・前橋ナンバーにおいて「358」が5ナンバー車および軽自動車で1位、さらに軽自動車では全国総合6位となったのだ。
その人気の理由を探るべく、ナンバープレートの業界団体・全国自動車標板協議会の予約センターに聞いてみると、「ここ1~2年で急に人気が出てきたのですが、どうしてかよくわからないんです(苦笑)」(前橋)、「ラッキーナンバーらしいんですけど、はっきりした理由は知りません」(盛岡)。
しかし巷では《ブッダが悟りを開いたのが35才8か月の時》《風水では3=金運・発展、5=帝王・財運、8=成功・開運を表す》《聖書では平和をもたらす数字》《アセンデッドマスターが繁栄へと導くエンジェルナンバー》など、358の幸運の意味が噂されている。確かにパワフル!?
※女性セブン2020年1月30日号