仲がいい人々と居酒屋などでお酒を酌み交わす機会も多い冬。お酒が進んで会話が盛り上がってくると、徐々に周囲の状況が把握できなくなることもあるだろう。
そんなときに、一番の迷惑を被っているのは、何を隠そう居酒屋の店員だ。客が発したちょっとした言葉によって、店員の作業を増やしてしまうということも少なくない。
10年間、居酒屋でアルバイトをしていたというお笑いコンビ『ウエストランド』の井口浩之さん(36才)は、お酒の注文の仕方に苦言を呈する。「これもう一杯」や「おれも、同じもの」といった形での注文は、面倒なことになりやすいというのだ。
「2人客が違うドリンクを飲んでいる場合は別ですが、4人全員が水割りを飲んでいる時などに、このセリフは戸惑います。伝票を見て、確認に伺うなど手間が増えるため、メニュー名を言ってもらえると助かります」(井口さん)
お酒のおかわりを注文する際でも、しっかりメニュー名を発声するべきなのだ。
イラスト/二平瑞樹
※女性セブン2020年1月30日号