ビジネス

近々きっとブレイクするサブスク 愛好家の女性作家が予測

サブスク市場は右肩上がりで全盛時代へ

サブスク市場は右肩上がりで全盛時代へ

 昨年はファッションや食品、教育、娯楽など、あらゆる分野でサブスクリプション(定額課金)サービスの新規参入が増え、まさに“サブスク全盛時代”の到来を印象づけた。2020年も人々の潜在需要を掘り起こすサービスがたくさん登場しそうな気配だが、今後どんなサブスクがあったら喜ばれるのか──。自らもサブスク愛好者の作家・内藤みか氏が提案する。

 * * *
 2019年はサブスクが話題になることが多い年でした。月額定額制の洋服レンタル「メチャカリ」が有料会員数2万人、美容院のシャンプーブロー利用し放題サービス「MEZON」が利用者4000人を超えるなど、様々なサブスクサービスが利用者数を増やしています。

 何かと便利なサービスが増えたこの頃ですが、今後はどのようなサブスクがあると嬉しいか、自分なりに考えてみました。

◆おひとりさまに重宝されるサブスク

 私自身、これまで色々なサブスクサービスを試してきました。自分に合っていて、いまだに利用し続けているのは、なんといっても洋服借り放題の「メチャカリ」、それから書籍と音楽と映画の月額放題サービスです。

 メチャカリは月額5800円で新品の洋服を3着まで借りられるのですが、今はコート2着にニット1着を借りています。コートはクリーニング代が高いし場所もとるので、いっそレンタルしたほうがラクですし、重宝しています。

 私の周囲には40代のおひとりさま女性が何人もいます。都会でひとり暮らしをしていると、クローゼットにそれほど服を増やせません。断捨離ブームも手伝い、この頃は「あまりモノを持たないことがカッコいい」と感じている人が少なくありません。

 そうした時代感覚と、必要な時に必要なモノを借りるサービスがフィットしたのでしょう。本・音楽・映画のサブスクサービスもオンライン上のコンテンツを利用する方式なので、部屋にモノが増えることはないのです。

関連キーワード

関連記事

トピックス

第2次石破内閣でデジタル兼内閣府政務官に就任した岸信千世政務官(時事通信フォト)
《入籍して激怒された》最強の世襲議員・岸信千世氏が「年上のバリキャリ美人妻」と極秘婚で地元後援会が「報告ない」と絶句
NEWSポストセブン
モテ男だった火野正平さん(時事通信フォト)
【火野正平さん逝去】4年前「不倫の作法」を尋ねた記者に「それ俺に聞くの!?」 その場にいた娘たちは爆笑した
週刊ポスト
「●」について語った渡邊渚アナ
【大好評エッセイ連載第2回】元フジテレビ渡邊渚アナが明かす「恋も宇宙も一緒だな~と思ったりした出来事」
NEWSポストセブン
多くのドラマや映画で活躍する俳優の菅田将暉
菅田将暉の七光りやコネではない!「けんと」「新樹」弟2人が快進撃を見せる必然
NEWSポストセブン
三笠宮妃百合子さま(時事通信フォト)
百合子さま逝去で“三笠宮家当主”をめぐる議論再燃か 喪主を務める彬子さまと母・信子さまと間には深い溝
女性セブン
氷川きよしが紅白に出場するのは24回目(産経新聞社)
「胸中の先生と常に一緒なのです」氷川きよしが初めて告白した“幼少期のいじめ体験”と“池田大作氏一周忌への思い”
女性セブン
阪神西宮駅前の演説もすさまじい人だかりだった(11月4日)
「立花さんのYouTubeでテレビのウソがわかった」「メディアは一切信用しない」兵庫県知事選、斎藤元彦氏の応援団に“1か月密着取材” 見えてきた勝利の背景
週刊ポスト
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
「SUNTORYドリンクスマイルBAR」
《忘年会シーズンにこそ適正飲酒を》サントリーの新たな取り組み 自分に合った “飲み“の楽しさの発見につながる「ドリンク スマイル」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 小沢一郎が吠えた「最後の政権交代を実現する」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 小沢一郎が吠えた「最後の政権交代を実現する」ほか
NEWSポストセブン