「NHKの大河ドラマ『麒麟がくる』が好調と聞いて、安堵と申し訳ない気持ちの両方を痛感しているのでしょう。周囲には“ご迷惑をおかけしました”と謝罪のメッセージも送ったとか」
そう明かすのは、1月31日に初公判を迎える沢尻エリカ(33才)の知人だ。
2019年11月に合成麻薬MDMAを所持したとして、麻薬取締法違反の容疑で逮捕・起訴された沢尻。2月中旬には判決が出る予定だが、水面下では復帰プランが進行中だという。
「過去の例から、Vシネマや舞台での復帰かと思いきや、早くも地上波に彼女が出る可能性が指摘されています。
芸能人が逮捕されると、所属事務所を解雇されることが大半ですが、沢尻さんは現状、残ったまま。保釈時には事務所が“本人が更生するための支援をいたします”と全面的なバックアップも宣言。こうした状況から異例の復帰が噂されているのです」(芸能関係者)
その時期はいつになるのか。
参考になるのが、2009年11月に覚せい剤取締法違反で有罪判決を受けた酒井法子(48才)だという。彼女は、約1年後の2010年12月に『情報7daysニュースキャスター』(TBS系)に、VTR出演し、当時の心境を語った。その後は、コンサートや舞台が中心になり、次に地上波に出演できたのは2013年10月の『さんまのまんま』(フジテレビ系)である。
「地上波はスポンサーの許諾を取る関係で、出演ハードルが高くなる。酒井さんの最初のVTR出演は報道という意味合いもあったので、純粋なテレビ番組出演まで4年もかかったことになる。これが、テレビ業界でいわれる“のりピー基準”です。
判決次第ですが、沢尻さんはすぐに罪を認めているし、事務所のバックアップもあるはずなので、酒井さんより早く地上波に復帰するとみられています。『麒麟がくる』の放送が終わる今年の年末あたりの可能性もゼロではありません」(前出・芸能関係者)
芸能界史上最速で“沢尻がくる”となるだろうか。
※女性セブン2020年2月13日号